Six Five Mediaは、毎年恒例のテクノロジーカンファレンス「Six Five Summit」の詳細を発表した。今年は人工知能(AI)が主役となる。
「Six Five Summit: AI Unleashed 2025」は、6月16日から19日までオンラインで開催され、テクノロジー業界を代表するリーダーたちが集結し、AIが産業をどのように変革し、新たな機会を生み出しているかを探求する。発表は5月12日、同社の本社がある米テキサス州オースティンから行われた。
Dell Technologies創業者兼CEOのマイケル・デル氏がオープニング基調講演を担当し、イベントの幕開けを飾る。他にも、Arm HoldingsのCEOレネ・ハース氏、BoxのCEOアーロン・レビー氏が日替わりで基調講演を行う予定だ。さらに、HP、AWS、Google Cloud、Marvell、Salesforce、IonQ、Oracle、Samsung Semiconductor、Palo Alto Networks、RingCentral、T-Mobile、SAP、Iron Mountainなどの幹部も参加が決定している。
Six Five Media創業パートナーでありThe Futurum GroupのCEOでもあるダニエル・ニューマン氏は「AIは急速に進化し、産業を再構築し、かつてない機会を生み出しています。Six Five Summit: AI Unleashedは、テクノロジー分野の最も優れた頭脳が集い、AIの最新動向や課題、そして新たなチャンスを探る場となります」とコメントしている。
サミットでは、4日間にわたり、毎日新たなビデオセッションやインタラクティブなリーダーシップコンテンツがオンデマンドで公開される。今年はAIと14の異なるトラックテーマの交差点を探るほか、「チャネルエコシステム&マーケティング」に特化した新トラックも導入される。
セッションは、半導体、デバイス、クラウド、サイバーセキュリティなどの主要産業分野をカバーし、それらがAIの重要トレンドとどのように融合しているかを考察。特に、エージェンティックAI(自律型AIエージェントの探求)、コーパイロット(業務フローにおけるAIアシスタント)、フロンティアモデル(最先端AIモデル開発の議論)、スモールランゲージモデル(専門的かつ効率的な言語モデルの分析)などが注目分野となる。
オンライン開催のため、移動やスケジュール調整の必要がなく、AIイノベーションを牽引するリーダーたちの知見に直接アクセスできる。イベントの参加登録はsixfivemedia.com/summitで受け付けている。