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Cerence AI、8月の2つのカンファレンスで自動車向けAI技術を披露へ

自動車向け会話型AIのグローバルリーダーであるCerence Inc.(NASDAQ: CRNC)は、8月に開催される2つの主要投資家向けカンファレンスに参加する。同社は8月14日のRaymond James Industrial Showcaseおよび8月21日のNeedham & Company主催「第6回バーチャル半導体&SemiCapカンファレンス」にて、個別投資家ミーティングを実施予定。これは、同社が2025年度第2四半期で売上・収益性ともに予想を上回る好決算を発表したことを受けたもの。
Cerence AI、8月の2つのカンファレンスで自動車向けAI技術を披露へ

Cerence Inc.(ブランド名:Cerence AI)は、自動車向けAI分野での地位強化を続ける中、8月に開催される2つの重要な投資家向けカンファレンスへの参加を発表した。

7月31日の発表によると、Cerenceは2025年8月14日(木)に開催されるバーチャルイベント「Raymond James Industrial Showcase」で個別投資家ミーティングを実施する。翌週の8月21日(木)には、Needham & Company主催「第6回バーチャル半導体&SemiCap 1x1カンファレンス」にも参加し、こちらでも個別ミーティングを行う予定だ。

これらのカンファレンス参加は、Cerenceが2025年度第2四半期に好調な業績を発表したタイミングで行われる。売上高は7,800万ドル、フリーキャッシュフローは1,310万ドルを記録し、4四半期連続でプラスのキャッシュフローを達成。これを受け、通期の売上ガイダンスを維持しつつ、収益性およびキャッシュフローの見通しを上方修正した。

Cerence AIは自動車向け会話型AI技術の開発を進めており、特に次世代プラットフォーム「Cerence xUI」に注力している。このプラットフォームは、同社独自のCaLLM言語モデルファミリーを活用し、ドライバーと車両間のより自然で直感的な対話を実現する。

同社の技術を搭載した自動車は世界で5億2,500万台以上出荷されており、Cerenceは自動車向けAI分野のリーディングカンパニーとしての地位を確立している。世界中の主要自動車メーカーと提携し、音声認識や自然言語理解、AIアシスタント技術を車載インフォテインメントシステムに組み込んでいる。

両カンファレンスでCerenceとのミーティングを希望する投資家は、Raymond JamesまたはNeedhamの担当者、もしくはCerenceのIRチーム([email protected])まで直接連絡可能。また、同社は2025年6月30日を期末とする第3四半期決算を8月6日に発表予定。

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